つくづく、
SM脳になってしまったなと思う瞬間が
時々有る。
ある道具や物を見て、
「こういう責めに使えるよね」と
思い付いてしまう事だ。
その他にも、
「こういう欲を抱えている子はいるだろうな」
と言う連想で脳内イメージが動き出すときが有る。
プレイ中ならともかく、
ごく普通に街ブラをしていたり、
何か普段参加しないようなイベント事などに行ったときや
最近では、ウェブCMで見かけたアイテムですら
そういう視点で見ている自分の脳に笑いすら覚えてしまう。
コスプレ、と言うのは
妄想を手助けするには最も分かり易い行為だ。
ハロウィンが子どもから大人まで
盛り上がれるイベントになったのも、
「変身願望」を1日限定で公に楽しめるからだ。
ごくごく普通の平日に、
昼から仮装して街を練り歩くには
やはりみんな度胸と勇気を必要とするのだ。
コスプレは、「あ、あなたはこういうキャラね」と
一目で解かるから良い。
セーラー服や制服系が多いのも、
その恰好をしているキャラクターが
イメージしやすいからだ。
それ以上に、
今着ている服装のままで、
妄想の世界に入れるのが空間の力だ。
ディズニーランドやUSJに行けば、
自分も映画や物語の一部に入り込んだように感じられる。
そのために、パッと見では気が付かないような部分まで
空間に手を加え、現実味を演出することができるのだ。
学校とか、病院という場所も
そう言う意味では、
妄想を繰り広げるにはとても良い空間だ。
AVのカテゴリーを見ていれば、
皆がどんな場所に妄想を隠し持っているかがよくわかる。
最近、廃校になった田舎の学校を
買い取って、ダンジョンにしたら面白いのではないかなと思っている。
個人的には、理科室のホルマリン漬けとかが
最高に雰囲気があって良いだろうと思うのだけれど、
体育倉庫なども、監禁放置にはもってこいだと思う。
ボールかごに拘束して放り込み、
上からボールで圧し潰してしまう。
床運動用のマットレスです巻きにするなんて、
典型的な体罰イジメで使われる手口だし、
雲梯とか登り棒とかも拘束するにはちょうどいい。
ただ、当然
行政管轄の建物だから、
余程の何かが無い限り、購入することも、
私的利用することも難しいだろうけれど。
SMの聖地アルファインもそうだけど、
空間から作り上げる妄想ほど、
現実と非現実の境目が分からなくなるから
全てを忘れて没頭するには最高だと思う。
TAMAKI