縄の良さは、
皆それぞれに、一言あると思う。

その中の一つに、
「全身を委ねられる心地よさ」
という、一見、緊縛と矛盾するような感覚が有ると思う。

思う、というちょっと曖昧な語尾にするのは、
私自身が縛り手であって、
受け手では無いからである。

ただ、
多くの縛り手さんがそうであるように、
身体を委ねられる縄を目指したいと
毎回思いながら、縄を握っている。

この日は、
上から吊られるという行為が初の縄検体を
場所変えして、少し、単独放置もするという
感覚遮断DID。

個人的に、
机や柱、家具などに縛り付けて固定するのは
楽しくて、縄が進むので
和室だと、本当に沸々と縄欲がこみ上げてくる。

着衣でも、
裸体でも、
そこは変わらない。

ただ、
縄を受ける側として想像するに、
素肌の方が、よりしっかりと縄を
味わえるし、身を任せやすいのではないかな
という憶測は感じている。

今回の部屋は、
そう言う意味で、理想的な設えで
天井にはしご状の枠が這わされているのだ。


その木枠をどう使うか、
どの角度から吊りあげてみるか。
手拭いで覆われた顔面からでも
にじみ出る感情をくみ取って
縄を操縦していくだけなのだ。

どのホテルのどのお部屋か予約時は、
予約時に問合せしてくれれば、
教えてあげられるけれど、
空いているかは、運次第だよね。

縄検体、次は暖かくなったころだね。
それまで、自愛してね。

いつも遠方から、ありがとう。
GDLK☆
TAMAKI