「五体不満足」という
なんともブラックジョークな本を書いた人がいるけれど、

SMと言う行為を客観視した時に、

五体満足であることを有難く感じる時間だな

と最近特に思う。


これは、私が身体の事を
今、深堀りし直しているからでもあるけれど、 

苦あり楽ありというように、

何かしらの制限の後に、
それを解除された時の解放感や喜びは

何倍にも強く感じる。


たとえば、夏の暑い中
凄くのどが渇いているのに、

自動販売機すら見当たらず、
辛い思いをしながら歩いた先に見つけた
公園の水道の水は、どんな飲物より美味しく感じる。


呼吸管理が好きな子たちは、
窒息して、意識が遠のく時の浮遊感、

たとえば下へ降りるエレベーターが動き始める瞬間に
ふわっと身体全体が浮いたように感じる、

フリーフォールとかの絶叫マシーンなんかも
落下する前にふわっと体が浮いたように感じる

その感覚が浮遊感なのだけど


これが好きだという子が多い。

あと、苦しい後に吸う空気のありがたさ。


無意識だろうけれど、

おそらく、そこも強く影響していると思う。


それも、自分が五体満足

つまり、手足を自由に使えて、
五感が働いているということを
当たり前に出来ているからだと


本能的に、実感することができるからだと思う。


人間の身体は、本当によく出来たプログラムを
全身に組み込んである。


そのプログラムと、
感情や本能がいろんな反応をする。


これほど興味深いものはない。



TAMAKI