他人の縛ってる様子を観察できるのは、

やっぱり、ショーが一番いいなと思う。


縄会とかの和気あいあいとして、
何人かの人が縛っている様子からも
勿論、学ぶことは多いのだけれど

縛り手と受け手が一体化している様子もだし、
縛り手が、一心不乱に縄を打っていく迫力が好きなのだ。


一心不乱。


これほど、縄を掛ける時にぴったりな言葉は無い。

個人的な趣味なのだが、
何かにものすごく集中している人の表情を
部外者として傍から見ているのが好きだし、
目の前の事に集中しているときの雰囲気も好きなのだ。


何かに一心不乱なときの人は、無口になる。
だからこそ、表情やしぐさから垣間見える部分を見ていたいのだ。



一瞬一瞬にしかない色気がある。
それを切り取ることに命を懸けているのが、
写真家の人たちだと思う。


写真は、正直だ。
感情も何もないからこそ、その場を正確正直に切り取る。

今ではデジタルだから、いくらでも加工ができるけれど、
やはり、その瞬間にしか収められない物が絶対にある。


縄は一期一会だ。

同じ人を同じように縛っても
毎回、微妙に違う縄になる。


型どおりに打っても、どこか違う。


一本一本、繋げて行けば、
また変化していく。

その繰り返しを積み重ね、

ただ、一心不乱に縄を打てるように
なっているのであれば、良いなと思う。