歳の瀬の最後

久しぶりに、

他人様の縄を見る機会が有った。


私たちが見る「他人様の縄」というのは、

ほぼ、「見せることをメイン」にした
いわゆる、プロの縄が多いのだけれど、


時々、練習中の様子と言う状態を見せてもらう事もある。


自分が実際に縄を掛けていくことも、
縄を学ぶ上で、絶対に必要なことなのだけれど、


どのレベルの人の縄であっても、
客観的に見せてもらう事は、

自分の縄を振り返る意味で、
とても参考になる。


手の運び方、身体の位置、
そして、相手とのやり取り。


自縛というジャンルもあるにせよ、

縄は、自分一人では楽しみにくいものだ。



勿論、モノを縄で飾り立てていくことは
ラッピングや装飾に凝ることと似てるので、

それはそれなりの愉しみ方が有るのだけれども、

やはり、縄には受け手が居てくれるからこその
縄を使った「やり取り」が大事なんだよねと思う時間だった。


この人の縄を受けてみたい。


そう、思って来てくれる子が

少しづつ増えていくことは、

嬉しくもあり、


より良い縄を掛けられるようになろうと
自分への発破材料にもなる。


縄は、超濃厚な接触だ。


密着することが、1つの大事なポイントになる。

手先や頭の中の完成予想図に集中するだけでなく、

受け手の状態を知る上で、

皮膚から感じ取る気配や体温の変化

そんな「やり取り」を繰り返していく。


動かない物を縛るのではなく、

人間を縛るからこそ、大事な事。



来年も、縄を使った「やり取り」を

引き続き楽しませてもらえる時間を
たくさん持てたらいいなと思う。


TAMAKI