日本人の殆どは、U/Cである。

男性の場合だと、
7割以上が勃起したら亀頭が露出するけど
普段は顔を隠している仮性包茎だし、

女性においては、
余程何か大きな事故に遭わない限り、
クリトリス除去することは無い。


U/Cと言うのは、

つまり、包皮切開や陰核摘出という行為をしていない
生まれたままの形状を保っている性器全般を指す言葉だ。


今でこそ、
3~4歳の内に、包皮切開しておく家庭もあるけれど

クリトリス除去、なんて言葉

よっぽど世界史や民俗学、宗教に興味関心が無いと
初めて目にする言葉だろう。


包皮切開の事を割礼という。

今回紹介するU/Cも



Un  未、~でない

Circumcised 割礼した



という言葉の略語だ。


主に、成人の証として通過儀礼に行われてきたから、

ユダヤ教徒やアフリカや南米の先住民には

民族的な慣習として当たり前のことになっているけれど


今、これを読んでいる男性陣の多くは

「皮を切るって、痛そう」

と思っているだろう。



男性の割礼も、価値観や風習という点で
ときおり、是非を問われることが有るが


女性の割礼は、性差別として取り上げられることも多い。


クリトリスという器官は、
沢山の神経が集まる部位だ。


だから、女性の性感帯の代表として

AVでも集中的に責める光景が見られるわけだ。


宗教的な理由で行われる女性の割礼は、

女性から性的な快楽を奪う目的が多い。


その理由は様々なのだろうが、

だいたい男尊女卑が根付いている背景が有ったり、

自然環境的に厳しい環境だったりする。



女性に性的快楽を禁じるという事。

それは、子孫繁栄と真逆な印象を受ける。

性行為に苦痛しか感じない女性は、

女性としての尊厳を奪われるから、

自分への自己肯定も下がってしまう。



そして、男性器のように
全部がボロンと出ているわけでもない
陰唇の奥に隠された
2センチ足らずの肉芽を切ることは、

とても肉体的なダメージを与える。

それこそ、

子どもの場合死んでしまうことだってある。


日本では、ありえないことかもしれないが


こうして言葉が存在する以上
世界のどこかには、存在する事実だし、

SMにおいても肉体改造の最終形のひとつである。


性と言うプライベートで無防備な事柄を

垣間見させてもらう分、


楽しくて綺麗な部分だけでは終われない。


人間の最も醜い部分とも重なるからこそ、


性と言う誰もが抱える肉体的精神的な特徴を

いろんな角度から丁寧に取り扱いたいと思っている。


TAMAKI