先日、たまたまとあるところで

ゴキブリを踏み潰した。


丁度、雨の日でレインブーツを履いていたので

何のためらいもなく、

真上から一気に靴底で踏み潰した。 


もちろん、周りには別の人も居て、

「すごいですね、私には無理です」などと言われ

まぁ、そうだよな、普通は堂々と踏んだりはしないか。

と、思ったことだ。


潰されるものへの自己投影が
性的な興奮につながる。

そういう子たちもいる。


虫だけでは無く

食べ物や、箱など

生き物から無機物まで様々だ。


個人的には、

積み木やジェンガなどを組み立てさせて

完成まであと少しのところで、

蹴り崩して、最初からやり直しというようなプレイも


クラッシュプレイに入るのではないかなと思う。


それは、

形あるものがバラバラになってしまう破滅願望に通じるからだ。


食べ物や虫などのクラッシュは、
つぶれた瞬間に、液体が飛び散るさまも
興奮する光景なのだけれど、


それも含め、


バラバラ、ぐちゃぐちゃの肉塊になることが出来ないもどかしさを

別の何かに身代わりになってもらって、
解消したいという欲が起きるのも

人間の不条理さだと思う。


レインブーツの底で

ゴキブリをぷつりと潰した後、
残骸をティッシュで床から拭い取ったら

ほんの少し、

床に汚れが残った。


無下で可哀そうなことをしたと思う反面、

潰すという行為にためらいよりも、先に

仕留めるという目的を果たすことに意識が行った

ハンター的な自分が出たと自覚した。



子どもの頃にも、バッタやアリをおもちゃにしていたけれど

その時も、逃げるものを追い、仕留める感覚が

きっと楽しかったのだろう。



潰す、壊すこと。


いろんな衝動や願望を抱えているからこそ、

見えてくるものは多いのだと思う。



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TAMAKI