痛い事は責め苦になるが、

くすぐりもまた、酷い責め技の一つだ。 


笑い死ぬ、とたまにいうが、
腹筋のひきつりや呼吸の乱れで
笑い過ぎて、体力を消耗することがあるように、

人体は触れられ方によって、
いろんな皮膚からの刺激を感じることが出来る。


神経は骨の近くに通っていることが多く、

また、指やひじ、膝のように、

皮膚の下が直ぐ骨という部位は

筋肉や脂肪の布団に覆われていないから

特に、責めがいのある部位だ。



最初は、フェザータッチで
じわじわとやわらかかった刺激が
徐々に膨れ上がり、
身をよじって逃げたくなる。


くすぐりには、そんな酷さが潜んでる。



よく、親子などで
子どもとくすぐり合いをするときにもそうだが、


こちょこちょという擬音と

手指が触手のようにうごめくのを見て

どこにくすぐりの第一波がくるのか

お互いに笑いながら相手を牽制する。


これは、攻撃予告だ。


だいたい、くすぐり合いでは

首筋、腋の下、横腹を狙うことが多いと思うが、

SMでのくすぐり責めは、

全身ありとあらゆるところを

徹底的に弄ぶ方が多い。



それも、


心臓から遠い場所


足や手などからじわじわ狙ってやる方が

より、効果的な場合もある。


後忘れてはならないのが、

責めとしてのくすぐりを
よりキツイ責めに仕立て上げるには、


拘束と目隠し、耳栓による
感覚遮断が欠かせない。


この場合の拘束は、
動きを封じてやることで、
体力の無駄遣いを防いでやる意味が大きい。


大の字に拘束して、
腋も、鼠径も、会陰も
露わな状態で逃げも隠れも出来ない

そんな状況を好む子達はとても多いが、

本当に、死ぬほどつらいくすぐり責めを続けるなら、

やはり、目隠しして立たせた状態で
両腕を一絡げにして上に挙げさせて


背中から腋から、足の指まで

コチラが飽きるまでくすぐり倒すことだ。

膝が曲がらないように、
棒で固定することも忘れてはならない。


くすぐりに使える道具はいろいろある。

敏感な場所を探り当てるなら、

自分の指が一番だし、

絵筆、化粧筆、はたき、鶏の羽根

耳かきや歯ブラシ、

櫛や少し先のとがっている楊枝まで


触れる速度や肌への当て方で
工夫はいくらでもできる。


一つ一つの責めには、
いろんな可能性が詰まっている。


それを目の前の相手と共に
こじ開けていくのも


SMの愉しみなのだ。


TAMAKI