SM と言う単語を
目にしたり耳にした時、

10人のうち、8人以上が思い浮かべる物

それが蝋燭だと思う。


蝋燭自体は、結構な長い歴史を持つ
蝋で固めた持ち運びの出来る照明器具である。

それが何故、
SMプレイやSM女王を連想する
代表的アイテムになっているのかを
個人的に書き綴ってみる。


蝋燭は、自分でも簡単に作れる。

火を点す芯になる長さのある紐か糸を
蝋で固めて固定すれば良いだけで、

材料になる蝋は簡単に手に入る。


これだけ電気が当たり前になった今の時代、

蝋燭で灯りを点すのが日常なのは、
寺社仏閣とSM関連かもしれないけども、

冒頭で書いた通り、
蝋燭自体は灯りを得る為に出来た発明品である。


それを何故、SMに使うのかというと
蝋の性質的なところに理由がある。

もともと、ヒトは焚き火や松明を使って、
夜の灯りを得ていた。

それが、いつしか油と言う液体を発見し、
油の中に芯となる紐や布を浸して
火を長時間燃やす事が出来るようになり、
手軽に持ち運び出来るよう、入れ物を作った。

で、ここが重要なのは、

火が燃える温度と着火する温度である。

めらめらと燃える火に手を近づけたら、
ほぼ全員が同じ反応する。

『熱い!』と言って、手を引っ込めるはずだ。

そう、火は熱い。触れば火傷する。

と言うことは、
火を燃やす燃料になる油も熱いのだ。

揚げ物する温度がだいたい180-200℃

油に火が着く温度が300℃

お風呂の湯温がだいたい40℃前後

ラーメンのスープが85℃理想としたら、

何となく油の熱さがヤバい事が分かるでしょう。

そんな危険度高いものに代わる
安全に使えるモノが

固形物にして、ゆっくり少しずつ溶けた部分を燃やす蝋燭である。

蝋は、ミツロウと言う蜜蜂の巣から取れる物や植物から取れる物で、だいたい60℃くらいで固体から液体になる。


拷問の手法で一番簡単なのは、
熱を使う事。

火あぶり、釜ゆで、焼き印。

これらは、火傷はもちろんだけど、
最悪死んでしまうくらい熱い。


でも、


蝋燭から滴り落ちる蝋は、
沸騰したお湯よりは熱くないし、
火傷するほどでもない。

個人差はあるけれど、
落とされる部位によっては
多少耐えられる苦痛であるし

蝋を落とされて敏感になった肌を
さらに責めると、

いつしかそれすらも悦びになっていく。


私が普段使うのは、
50ー60℃程度のプレイ用に作られた低温蝋燭。
直ぐ溶けるから、固まりにくいので、
何重にも重ねたり、肌の上を流したりできる

仏前用などの蝋燭は、実はもっと熱い。
その分、直ぐ固まるし、
割れやすいので飛び散ると悲惨。


蝋燭の滴りは花びらのようで美しい。

乳首や性器に垂らして、型を取るのも楽しい。

熱い熱いと身悶える姿を視ると、
余計に虐めたくなる。


それが私にとっての蝋燭である。



TAKAKI